バイマ(BUYMA)のご相談が多い内容の一つとして、アウトソーシング(外注化)が一つあげられます。ですが、よくよく聞いているともっと”根本的”な部分に悩まれている印象がある。
それは、精神的なブロックの部分です。
どういうことか?
「自分が人を雇うなんて」ということもあるのですが、勉強会等で実際にお会いした、昨夜お会いした時に聞くのが次のような質問です。
あなたはいかがですか?
このように、内心では思われ不安になっていませんでしょうか?
これが外注パートナーさんの募集へ踏み切れない原因の一つにもなっている事実でもあります。信用しろ!というのは簡単なのですが・・・
基準値が違う
結論から言いますとその不安は「99%起きない」ものです。
僕は出品、画像加工作業が苦手で、パートナーさんは得意で好き。ここに需要と供給があることが、先ずは前提ですね。もちろん、バイマに興味を持つこともあるでしょうが人は中々、行動に移さない。
新しいことを行うパワーが出なかったり、怖かったりとあなたにも記憶が無いでしょうか?
そう。
不思議と思いますが、自分でやるまでには至らないことは多々あります。
もう一つ、大事なことをお伝えしますと、あなたと他人は”基準値”が違うということです。例えば外注さんは小さいお子さんが二人居て突発的なことも多く、働きたくても外に出れない。
このような部分もあったりと、あなたのお仕事に魅力を感じている方もいるのです。幸せ、満足を感じる基準は、人それぞれで全く異なります。
その不安は99%起きません。
安心してください。
万が一その1%が起きても、越えられない試練は起きないのが常です。少し余談ですが、この基準値という意識はリサーチにも当てはまります。
さぁ、それは何でしょうか?
リサーチと基準値の関係
需要や供給、リサーチする時のルール等ありますが「意識」という点で見てみましょう。あなたは、バイマにおける商品のリサーチは、どのようにやられていますか?
大多数の方があなた自身でやられ、パートナーさんへ出品依頼をされている流れでしょうか。
ちなみに僕と弊社取締役の野口はリサーチから金銭管理など全てアウトソーシングしています。勉強会などでお話すると驚かれますがそのうちお話してみましょう。
話を戻します。
リサーチをやられている場合、ある程度のルールを持っているはずです。
例をあげましょう。
・アクセス数に対して、欲しいもの数がこうだから
・人気ブランドランキングの何位から何位の出品数がこうであるもの
・このカテゴリは過去データから確度が高いから
先ほど、リサーチはご自身でやられていると言いましたが、すなわち「自分の感情が入る」ことも意味します。感情が入るということは、あなたの”基準値”が入ります。
その基準値が好みになりがちで、判断を鈍らすことが多々あります。
さぁ、ここまで何となくわかってきましたか?
基準は自分の中にある
バイマに当てはめてみましょう。
「こんな高いバッグ誰が買うんだよー」
「その辺のお店で1万円くらいで売ってそう」
「何この恥ずかしいデザインは!」
あなたも、このような経験ありませんか?
僕はしょっちゅうあります。
30万円以上するバッグや、何と表現して良いかわからない何色も入ったコート。90万円するブレスレット・・・
僕の常識=基準値を飛び越えたモノはたくさんありました。
しかしながら受注が入りますし、欲しいもの登録も2個、3個と入る。このような基準値を越えた現象は常にあるわけですね。
そう、これは需要と供給の関係以前に、自分の心の中で勝手に持っている基準に当てはめているだけ。バイマでは自分の好きなものを扱ったり、目利きが必要と頑にこだわっている方ほど自分の基準値を押しつけお客さんを見ていません。
イコール、受注や結果に繋がらない傾向があるわけです。
ちょっとお話がズレますが、お客さん=市場です。
その市場はバイマの中です。
レストラン等でよくあることとして、何十万円もするコースや量が少ないのに1万円、2万円する料理を作ると社員はこう言います。
実際はお客さんより、
このように、限定数が一瞬で無くなってしまうほど、潜在的な需要が眠っていることが多々あります。自分の基準でモノゴトを考えない方が良い。
バイマに話を戻すと、売れる商品を出品し、お客さんより受注が入り喜んでいただければ良いわけです。そういった商品はバイマがサイトの中で教えてくれています。
ぜひ、自分の尺度ではなくお客さんが求めるものを、リサーチし出品していきましょう。
人間なので感情や自分の基準が入ってしまいます。
これは仕方無いことですね。
冒頭の外注パートナーさんとの関係に戻ってきますが、逆に基準を明確にすることでリサーチも外注化できます。僕のように1週間に1、2時間ほどで、利益を20、30万円UPすることへ繋がります。
基準値という意識を持つだけで、大きく変わってきますので、何度も読み返し実践してみてください。